• 本

江島詣 弁財天信仰のかたち

有隣新書 84

出版社名 有隣堂
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-89660-230-2
4-89660-230-7
税込価格 1,100円
頁数・縦 221P 18cm

商品内容

要旨

江島は、風光明媚な景観や新鮮な魚介等で知られる日本屈指の観光地である。訪れる人々の多くにとって、縁の江島と相模湾越しの富士の佳景は格別なものがある。江戸時代まで江島は神仏習合の弁財天の島であり、島内の三社は互いに競い合いつつ開帳や祭礼を行っていた。江戸中期以降、行きやすい場所として、江戸庶民に「江島詣」が人気となった。江島の繁栄を支えた弁財天信仰の変遷を、その由緒を伝えた江島縁起や数々の歴史的史料、浮世絵などをもとに概観する。

著者紹介

鈴木 良明 (スズキ ヨシアキ)  
1946年藤沢市生れ。國學院大學史学科卒業。鎌倉国宝館館長。神奈川県立歴史博物館学芸員、神奈川県立金沢文庫長を経て、現職。専門は、近世史(宗教史・文化史)。藤沢市文化財保護委員会委員長、伊勢原市文化財保護審議会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)