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江戸川乱歩新世紀 越境する探偵小説

出版社名 ひつじ書房
出版年月 2019年2月
ISBNコード 978-4-89476-971-7
4-89476-971-9
税込価格 3,300円
頁数・縦 347P 21cm

商品内容

要旨

江戸川乱歩研究の新しいフェーズ到来。蔵に遺された資料から、これまで知られてこなかった様々な事実を発見。原稿・草稿、書簡、切抜資料、手帳・ノート・メモ類、戦時資料、読書ノート・評論執筆用資料、探偵小説・江戸文献に関するカード、脚本資料、映像資料、等々。和書一三〇〇〇冊、洋書二六〇〇冊、雑誌五〇〇〇冊。海外の研究者とのシンポジウムを開催。

目次

1 海外における江戸川乱歩研究(江戸川乱歩における閉所嗜好症と視線
乱歩・声・モダニティの音風景
乱歩と出版広告―一九三一年、平凡社『江戸川乱歩全集』の新聞広告と「大乱歩」の誕生 ほか)
2 江戸川乱歩所蔵資料を用いた研究(2の領分
江戸川乱歩所蔵本・海軍外郭団体雑誌『くろがね』を読む
江戸川乱歩資料に見る、「類別トリック集成」の成立―『奇譚』、映画論から「トリック分類表」へ ほか)
3 江戸川乱歩のテクストを読み直す(探偵小説のジャンル言説と読者像―江戸川乱歩を中心に
探偵小説の風景―乱歩的パースペクティヴの誕生とその展開
乱歩とアダプテーション―加藤泰『江戸川乱歩の陰獣』におけるメディア/ジャンルの交錯 ほか)
4 シンポジウム 江戸川乱歩のモダニティ