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日本のものづくりを支えたファナックとインテルの戦略 「工作機械産業」50年の革新史

光文社新書 993

出版社名 光文社
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-334-04399-5
4-334-04399-2
税込価格 886円
頁数・縦 244P 18cm

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要旨

異業種の協業や連携、オープンイノベーションが注目されている。だが、約40年前にも画期的な協業による技術革新があったのをご存じだろうか。工作機械大手のファナックと、半導体業界の世界覇者・インテルによる協業だ。日本のものづくりの発展に貢献したその技術革新とは、いかなるものだったのか。本書では、ものづくりを「裏方」として支える「機械を作る機械」を生み出す工作機械産業に着目、日本におけるその50年の技術革新の歴史を紐解く。富士通から分社化して誕生したファナックは、インテルが開発したばかりのMPU(マイクロプロセッサ)を、PCに組み込まれる6年前に工作機械に導入。それにより飛躍的に性能を高めた日本の工作機械は“世界最強”となり、日本のものづくり産業全体の成長をも牽引していった。そのファナックとインテルの戦略は、今後の日本の製造業の方向性にヒントを与えてくれるものでもある。著者は東北大学大学院経済学研究科教授。ファナック株式会社、笹川平和財団等を経て、2011年より現職。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2019年04月23日]

商品内容

要旨

工作機械は「機械を作る機械」であるため、「マザーマシン」と呼ばれる。私たちが日常で使うスマホや車といったものだけでなく、家電製品や航空機など、あらゆる人工物を作るのに欠かせない。そのため、日本やドイツのように、強いものづくりの背後には必ずといってよいほど強い工作機械産業が存在する。また、工作機械産業の技術水準は国家の安全保障にまで影響を与える。そして、この四半世紀、日本の工作機械産業は世界最強であり続けた。本書は、表舞台にはめったに登場しない「世界最強の裏方産業」五十年の革新史を、ファナックとインテルという二つの企業を切り口として描く。創造と革新のプロセスから何が学べるのか―。その核心に迫る。

目次

第1章 世界最強の裏方産業はどのようにして生まれたのか
第2章 誕生―ファナックとNC工作機械
第3章 マイクロプロセッサの誕生とインテルの戦略転換
第4章 ファナックとインテルの遭遇
第5章 日本の盛衰はなぜ分かれたのか
第6章 工作機械のデジタル化と知能化、そしてIoTへ
終章 歴史を知り未来を創るために

著者紹介

柴田 友厚 (シバタ トモアツ)  
1959年北海道札幌市生まれ。東北大学大学院経済学研究科教授。京都大学理学部卒業。ファナック株式会社、笹川平和財団、香川大学大学院教授を経て2011年4月から現職。筑波大学大学院経営学修士(MBA)、東京大学大学院先端学際工学博士課程修了。博士(学術)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)