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わたしが看護師だったころ 命の声に耳を傾けた20年

出版社名 早川書房
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-15-209848-1
4-15-209848-1
税込価格 2,530円
頁数・縦 358P 19cm

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要旨

現代日本では多くの業界で人手不足が指摘されるが、とりわけ長らくその解消が望まれているのが医療業界。医師不足、看護師不足は高齢化が進む先進国共通の課題でもある。中でも看護師は長時間労働に加え、人命に関わるとともに、ショッキングな場面に出くわすことも多く、その精神面の負担も懸念点だ。本書は、約20年間、看護師としてロンドンにある英国の国営病院に勤務した小説家が、当時の生々しい経験と看護の現実を静謐な筆致で描き出すノンフィクションである。救命救急、精神科、産科、手術室、そして小児集中治療室など、さまざまな「命の現場」で看護経験を積んだ著者。体と心に負担がかかる過酷な現実と向き合いながら、仕事とは何か、人間とは何か、優しさとは何か、といった究極の問いを投げかける。著者は英国生まれで、16歳で看護学校に入学。2011年に執筆した小説Tiny Sunbirds Far Awayはコスタ賞新人賞を受賞した。なお本書THE LANGUAGE OF KINDNESSは「ザ・ガーディアン」等で年間ベスト・ブックに選出されている。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2019年5月10日]

商品内容

要旨

看護師として働いた20年間は、わたしから多くを奪った。けれど、それよりもずっと多くのものを与えてくれた。ロンドンの国営病院で看護師として20年間働き、現在は小説家として活躍する著者によるメモワール。コスタ新人賞作家がロンドンの病院で向きあった「命の現場」を綴る、心震えるノンフィクション。

目次

静脈の木
想像できることはすべて現実だ
世界の起源
最初は赤ちゃん
存在するための闘い
左の肋骨の下のどこかに
生きるということは驚きだ
小さなことを、大きな愛を込めて
人間の骨
だからわたしたちは前へ、前へと進みつづける
日暮れに
死はつねにふたつある
すると、子供の体が温かくなってきた

著者紹介

ワトスン,クリスティー (ワトスン,クリスティー)   Watson,Christie
イギリス・スティーヴニッジ生まれ。16歳で看護学校に入学し、その後約20年間、看護師としてロンドン市内の国営病院にて勤務。現役時代は主に小児看護と蘇生を担当していた。また、看護と人文科学への貢献を理由に、イーストアングリア大学名誉博士号を授与される。2011年に執筆した小説Tiny Sunbirds Far Awayがコスタ賞新人賞を受賞。『わたしが看護師だったころ―命の声に耳を傾けた20年』により、「マリ・クレール」誌のFuture Shapers Award 2018を受賞した。現在は退職し、専業作家としてロンドンで暮らしている
田中 文 (タナカ フミ)  
東北大学医学部卒業。医師、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)