• 本

IFRS金融商品の減損 償却・引当の基本的な考え方から実務対応まで

出版社名 中央経済社
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-502-29461-7
4-502-29461-6
税込価格 3,740円
頁数・縦 263P 21cm

商品内容

要旨

金融機関をはじめとしたIFRS実務担当者の参考となるように丁寧に解説。日本基準からIFRSを適用する場合の実務論点をもれなくフォロー。設例や図表を交えながら具体的に解説しているのでわかりやすい。日本基準、IFRS、米国基準の違いがなぜ生じているのかを、背景・趣旨に踏み込んで紹介しているので、金融商品の減損の理解を深めることができる。

目次

第1章 金融商品の減損の考え方―日本基準、IFRS、米国会計基準の比較を踏まえた考察(金融商品の減損
発生損失モデルと予想損失モデル
予想信用損失の見積期間 ほか)
第2章 IFRSの会計実務編(IFRS第9号の減損モデルの概要
ステージ2(信用リスクの著しい増大)の判定
ステージ3(信用減損)の判定 ほか)
第3章 IAS第39号からIFRS第9号の減損モデル完成までの経緯(IAS第39号
2009年公開草案
補足文書(2009年公開草案への補足) ほか)

著者紹介

梅津 知充 (ウメズ トモミツ)  
公認会計士。梅津知充公認会計士事務所。中央青山監査法人にて代表社員、金融品質管理本部長、有限責任監査法人トーマツにて金融部門パートナー、金融IFRS推進リーダーなどを歴任。20年以上にわたって銀行、証券会社、リース会社、クレジット会社など金融関連の監査業務等に従事。金融IFRSリーダーとしてアドバイザリーサービス、金融IFRSセミナーなど多数実施。日本公認会計士協会では業種別監査委員会副委員長、銀行業専門部会専門委員などを歴任
坂田 響 (サカタ キョウ)  
有限責任監査法人トーマツ監査・保証事業本部金融インダストリーパートナー。米国公認会計士。1999年4月に近畿日本ツーリスト(株)入社。中央青山監査法人、みすず監査法人を経て2007年8月に当法人入社。銀行を中心に、リース、クレジット等を含む金融機関の法定監査に従事するほか、金融機関のIFRS導入支援コンサルティングやIFRS(金融商品)に係るシステム要件定義の支援(ITベンダー)及び信用リスク管理に関するアドバイザリー業務に従事。金融IFRS推進チームリーダーとして、プロジェクトへの関与の他、金融論点の整理及び外部セミナー講師等を担当
藪原 康雅 (ヤブハラ ヤスマサ)  
有限責任監査法人トーマツ監査・保証事業本部金融インダストリーシニアマネジャー。公認会計士。2006年12月に当法人入社。大手金融機関(メガバンク)を含む上場企業等の法定監査に従事するほか、金融アドバイザリー業務を提供。2013年9月から2016年8月に亘り金融庁監督局に出向し、システム上重要な金融機関(SIFIs)向け国際金融規制の国内導入や、IFRS適用を想定した銀行監督上の論点検討等に従事。2016年9月より復職し、大手金融機関の法定監査の他、IFRS関連業務(導入支援、セミナー等)、規制対応アドバイザリーに従事
吉村 拓人 (ヨシムラ ヒロト)  
有限責任監査法人トーマツ監査・保証事業本部金融インダストリーマネジャー。公認会計士。2005年12月に当法人入社。大手金融機関(メガバンクを含む)、地域金融機関の法定監査に従事するほか、国内金融機関に対する資産査定管理態勢支援業務、会計アドバイザリー業務等を提供。金融IFRS推進チームとして、金融機関のIFRS関連業務(導入支援、セミナー等)に従事
武井 亮 (タケイ リョウ)  
有限責任監査法人トーマツ監査・保証事業本部金融インダストリーマネジャー。公認会計士。2007年12月に当法人入社。大手金融機関、地域金融機関の法定監査に従事するほか、金融機関のIFRS関連業務に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)