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ジョイスの拡がり インターテクスト・絵画・歴史

出版社名 春風社
出版年月 2019年3月
ISBNコード 978-4-86110-625-5
4-86110-625-7
税込価格 3,850円
頁数・縦 308,6P 20cm

商品内容

要旨

ジョイスの作品を「他のテクストとの関係」「視覚芸術との関連」「歴史記述の問題」という三つの観点から解釈し、新たな読みの可能性を提示する。テクストの“細部”と“外部”を大胆に往還するユニークなジョイス論!

目次

第1部 テクスト/インターテクスト(ジェイムズ・ジョイスの「衣装哲学」―『ユリシーズ』第十挿話について
パノプティコンのような語りの空間―『ユリシーズ』第十二挿話について
「牡牛」をめぐるテクスト―『ユリシーズ』第十四挿話について)
第2部 絵画への拡がり(ジェイムズ・ジョイスと視覚芸術に関する研究序論―『ユリシーズ』を中心に
ジョージ・ムアからジェイムズ・ジョイスへ―視覚芸術との関わりを中心に)
第3部 歴史への拡がり(バックレーとロシアの将軍―『フィネガンズ・ウェイク』第二部第三章における戦争て革命の文脈
「ママルージョ」と歴史―『フィネガンズ・ウェイク』第二部第四章における歴史記述
聖パトリックと「ママルージョ」―『フィネガンズ・ウェイク』第三部第三章冒頭における歴史記述)

著者紹介

田村 章 (タムラ アキラ)  
金城学院大学文学部英語英米文化学科教授。同志社大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)