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シャープ再建 鴻海流スピード経営と日本型リーダーシップ

出版社名 啓文社書房
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-89992-061-8
4-89992-061-X
税込価格 1,944円
頁数・縦 294P 19cm

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要旨

2016年にシャープの経営が行き詰まり、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下に入ったことは、日本の電機メーカーの凋落を象徴するものとして、多くの日本人に衝撃を与えた。だが、大方の予想を裏切り、わずか2年でシャープは業績を回復し、見事“復活”を遂げた。勝因はどこにあったのだろうか?本書では、鴻海から“一人だけ”シャープに送り込まれ、社長に就任した戴正呉氏の経営手法と、リーダーシップを分析。短期間での黒字化達成には、鴻海流の「スピード経営」と「日本型リーダーシップ」が功を奏したようだ。そしてさらに、シャープの再建から学べる、著者が提唱する「すり合わせ国際経営」の有効性と、それによる、激変するアジアの中で日本企業が生き延び、発展する可能性を論じている。著者は、1971年から33年間シャープに勤め、液晶や太陽電池の研究開発などに従事した。2004年からは立命館アジア太平洋大学教授として「技術経営」の教育・研究に携わり、現在は同大学名誉教授・客員教授。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2019年5月27日]

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商品内容

要旨

周知の通り「シャープ」は、債務超過に陥り、台湾の鴻海精密工業の傘下となった。液晶の勝ち組であったシャープが、液晶の堺工場を建設したことをきっかけとして一気に債務超過にまで至ってしまったのだ。日本の大手電機メーカーが、外資系企業に買収されるのは、これが初めてのことであった。それから2年の時を経て、鴻海の傘下でシャープは驚異の復活を遂げた。なぜ鴻海の傘下でシャープは復活することができたのか―。これが、この本の主題である。

目次

第1部 シャープの救世主:戴社長の「日本型リーダーシップ」(戴正呉社長との面談
「社長メッセージ」から見る戴社長の人柄と戦略 ほか)
第2部 郭董事長の「規範破壊経営」とシャープへの恋(郭董事長の「規範破壊経営」)
第3部 シャープ・鴻海連合の復活戦略と死活問題(シャープと東芝の命運を分けた分水嶺
「テレビ1000万台」達成の後遺症から「自力開拓」へ ほか)
第4部 大転換するアジアの「ものづくり」(鴻海・シャープ連合で三兎を追う「規範破壊経営」
シャープが有機ELスマホで仕掛ける日韓戦争 ほか)

著者紹介

中田 行彦 (ナカタ ユキヒコ)  
1946年、京都生まれ。1971年神戸大学大学院卒業後、シャープ株式会社に入社。以降、33年間勤務。液晶の研究開発に約12年、太陽電池の研究開発に約18年。その間、3年米国のシャープアメリカ研究所等米国勤務。2004年から立命館アジア太平洋大学の教授として「技術経営」を教育・研究。2017年4月から立命館アジア太平洋大学名誉教授・客員教授。2009年10月から2010年3月まで、米国スタンフォード大学客員教授。2015年7月から2018年6月まで、日本MOT学会企画委員長。工学博士(大阪大学)、博士(技術経営:立命館)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)