万引き家族
宝島社文庫 Cこ−9−3
出版社名 | 宝島社 |
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出版年月 | 2019年4月 |
ISBNコード |
978-4-8002-9387-9
(4-8002-9387-1) |
税込価格 | 715円 |
頁数・縦 | 309P 16cm |
商品内容
要旨 |
とある住宅街。柴田治と息子の祥太は、日常的に万引きをする生活を送っていた。ある日、治は幼い少女が家から閉め出されているのを見かねて、連れて帰る。妻の信代と、同居する信代の母の初枝、信代の妹の亜紀は、少女の家庭事情を案じ、戸惑いつつも少女を「家族」として迎え入れ、「りん」と名づける。しかし、ある出来事をきっかけに、家族の抱える「秘密」が明らかになっていく―。国の内外で大きな反響を呼んだ映画『万引き家族』を、是枝裕和監督が自ら小説化。 |
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出版社・メーカーコメント
是枝監督が小説で描き出す、「家族の絆」とは―――。「彼らが盗んだものは、絆でした」とある住宅街。柴田治と息子の祥太は、スーパーや駄菓子店で日常的に万引きをする生活を送っていた。ある日、治はゆりという少女が家から閉め出されているのを見かねて連れて帰ってくる。驚く妻の信代だったが、少女の家庭事情を案じ、一緒に「家族」として暮らすことに。年金で細々と生きる祖母の初枝、信代の妹でJK見学店で働く亜紀。6人家族として貧しいながらも幸せに暮らしていた。しかし、ある出来事を境に、彼らの抱える 「秘密」が明らかになっていく―――。