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時代屋の女房

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出版社名 小学館
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-09-352362-2
4-09-352362-2
税込価格 660円
頁数・縦 189P 19cm

商品内容

要旨

銀色の日傘をくるくる回しながら子猫のアブサンと夏の盛りにふらっとやってきた真弓が、「時代屋」の女房として居着いたのは5年前のことだった。東京は大井町の一隅にある骨董屋を舞台に、男女の淡く切ない恋情と、市井の人々との心温まる日常を味わい深く描いて第87回直木賞を受賞した「時代屋の女房」。後に映画化もされ話題を呼んだ秀作と、追われた男と不思議な二人の老人、匿われていた女の“仮名の男女”が演じ合う夢幻劇のようなひと夏の出来事を描いた「泪橋」、著者による新たなあとがきも併せて収録。

出版社・メーカーコメント

骨董屋を舞台に愛と人情を描いた直木賞作品銀色の日傘をくるくる回しながら子猫のアブサンと夏の盛りにふらっとやってきた真弓が、「時代屋」の女房として居着いたのは5年前のことだった。東京は大井町の一隅にある骨董屋を舞台に、男女の淡く切ない恋情と、市井の人々との心温まる日常を味わい深く描いて第87回直木賞を受賞した「時代屋の女房」。後に映画化もされ話題を呼んだ秀作と、追われた男と不思議な2人の老人、匿われていた女の“仮名の男女”が演じ合う夢幻劇のようなひと夏の出来事を描いた「泪橋」、著者による新たなあとがきも併せて収録。

著者紹介

村松 友視 (ムラマツ トモミ)  
1940年(昭和15年)4月10日生まれ。東京都出身。出版社の編集者を経て作家となる。1982年『時代屋の女房』で第87回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)