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始皇帝中華統一の思想 『キングダム』で解く中国大陸の謎

集英社新書 0975

出版社名 集英社
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-08-721075-0
4-08-721075-8
税込価格 880円
頁数・縦 205P 18cm

商品内容

要旨

現代中国の力の源泉は、十四億という膨大な人口にある。では、なぜこれほどの人が暮らす広大なエリアを、中国の歴代帝国は何度も統一し支配することができたのか?そのような場所は、人類史上、中国大陸以外に存在しない。答えは初の統一帝国・秦にある。秦が採用した「法家」の思想と統治のノウハウが二千年にわたって引き継がれたために、中国は繰り返し統一されたのだ。では、法家とはどのような思想なのか。漫画『キングダム』では法家改革後の秦が見事に描かれている。本書では、『キングダム』に流れる地下水脈を、二十五点もの名場面を引用しながら縦横に解説する。

目次

第1章 『キングダム』前夜―春秋戦国時代はなぜ550年も続いたのか?(『キングダム』以前の歴史 周〜春秋戦国時代
氏族制とはなにか)
第2章 法家と秦の大改革(秦の歴史1 起源から変法へ
商鞅の変法)
第3章 中華統一と空前の権力(秦の歴史2 「戦神」昭王と始皇帝
秦帝国の中国大陸統治)
第4章 始皇帝はなぜ儒家を憎んだのか(奇妙な儒家)

おすすめコメント

【『キングダム』から、2000年間、中国を「影」から支配してきた原理を読み解く!】 ・秦の統一は400年早かった。秦を「異常な国」に変えた法家の思想・カ燐も李牧も呉鳳明も、なぜ「他国を滅ぼして中華統一する」と言わないのか?・なぜギョウの城主は難民を受け入れたか? 背後にあった氏族制社会・李牧の「七国同盟」は、既得権者たちの抵抗の象徴・2000年間、中国大陸を規定してきた国家モデル「古典中国」・中国人はなぜこれほど「自信満々」なのか?

著者紹介

渡邉 義浩 (ワタナベ ヨシヒロ)  
1962年東京生まれ。筑波大学大学院歴史・人類学研究科博士課程修了。文学博士。現在、早稲田大学理事・文学学術院教授。大隈記念早稲田佐賀学園理事長。三国志学会事務局長。専門は古代中国思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)