• 本

人類最年長

出版社名 文藝春秋
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-16-391006-2
4-16-391006-9
税込価格 1,998円
頁数・縦 285P 20cm

商品内容

要旨

一八六一年三月十三日、横浜に生まれた。二十五、六になるまで、定職に就くことなく、風の吹くまま、浮き雲暮らしをしていた。四十を過ぎて、報われない女遍歴にも終止符を打つのだが、戦争の機運が高まり、日露戦争が始まっ 、従軍記者として急遽、戦場に派遣されることになってしまった…。

出版社・メーカーコメント

江戸が東京になって、日露戦争、関東大震災、東京大空襲、そして平成の終わりまで、たったひとりで生き抜いた男がいた。 男は1861年3月13日、横浜で生まれた。 とても成長の遅い子どもで、3歳になるまでまともに歩けず、ゆっくりと時間をかけて成長してからは、人並みに結婚もした。 何度も死に損なったけれど、それなりに人生を楽しんで、あらゆるものを見てきた。 五千円札の女と懇意になったり、朝鮮人狩りから少女を救ったり、ヤミ市の少年たちに自活の道を施したり、不死化細胞の研究に協力させられたり、数奇な運命とともに生きた。 この男、159年にも及ぶ人生最後の望みとは? 30歳の女性看護師に何を託すのか。 さあ、夢見るようなタイムスリップが始まる! 文壇の鬼才が世に問う、圧倒的なイマジネーションと構築力による衝撃の書。

著者紹介

島田 雅彦 (シマダ マサヒコ)  
1961年、東京生まれ。東京外国語大学ロシア語学科卒。在学中の1983年に「優しいサヨクのための嬉遊曲」を発表。1984年、『夢遊王国のための音楽』で野間文芸新人賞。1992年、『彼岸先生』で泉鏡花文学賞。2006年、『退廃姉妹』で伊藤整文学賞。2008年、『カオスの娘』で芸術選奨文部科学大臣賞。2016年、『虚人の星』で毎日出版文化賞。現在は、法政大学国際文化学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)