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ディストピア・フィクション論 悪夢の現実と対峙する想像力

出版社名 作品社
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-86182-725-9
4-86182-725-6
税込価格 2,860円
頁数・縦 415,13P 19cm

商品内容

要旨

超管理社会、核戦争、巨大災害、社会分断、ポスト真実…理想(ユートピア)とは真逆の悪夢(ディストピア)に接近する現実を前に、創作は何ができるのか?古典から話題作まで。

目次

序章 みなさまご存じのディストピア
第1章 監視と管理
第2章 権力の戯画と理想
第3章 同調と世代を超えること
第4章 分断の寓話、都市の統合
第5章 身体とジェンダー
第6章 環境と戦争
終章 ポスト真実のなかの言葉

著者紹介

円堂 都司昭 (エンドウ トシアキ)  
1963年生まれ。文芸・音楽評論家。1999年、「シングル・ルームとテーマパーク 綾辻行人『館』論」で第6回創元推理評論賞を受賞。2009年、『「謎」の解像度 ウェブ時代の本格ミステリ』(光文社)で第62回日本推理作家協会賞と第9回本格ミステリ大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)