• 本

共感・時間・建築

TOTO建築叢書 10

出版社名 TOTO出版
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-88706-379-2
4-88706-379-2
税込価格 1,650円
頁数・縦 157P 19cm

商品内容

要旨

世界の“共感”を呼んだ、日本の最前線。“特別表彰”を受賞した第15回ヴェネチア・ビエンナーレ日本館。その展示によって開かれた可能性を検証し、この先の建築を展望する。

目次

第1章 「EN」から「en」へ(ヴェネチア・ビエンナーレ
日本建築界のフロント ほか)
第2章 細粒都市と民兵(民兵たちの草の根ムーブメント
細粒都市における棲み分け ほか)
第3章 ディスカッションen(縁):アート・オブ・ネクサス、その先へ(人間とは何か
第一次世界大戦とヒューマニティとモダニズム ほか)
第4章 空間から共感へ(つくる都市からそこにある都市へ
何のための共感か ほか)
第5章 共感・時間・建築(空間概念ヘの憧れと疑問
空間が解放する建設の生産性とモダニズム建築 ほか)

おすすめコメント

20世紀の建築が理想とした社会像が崩壊した現代の建築はどこに向かうのか。世界的に閉塞感が漂う建築の状況にあって、日本の若手建築家の取り組みは次の時代の建築の可能性を示している。その背景を検証し、これからの建築家がもつべき時代認識を示す。塚本由晴・山名善之をモデレーターとし、槇文彦と4名の若手建築家とで行ったシンポジウムに書下ろしの考察テキストを加えた。21世紀の建築が進む先を考察する一冊。