• 本

12階から飛び降りて一度死んだ私が伝えたいこと

光文社新書 999

出版社名 光文社
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-334-04406-0
4-334-04406-9
税込価格 1,012円
頁数・縦 358P 18cm

商品内容

要旨

自殺・性転換・うつ・孤独―『日本の戦争は自殺だ』経営者、漫画家でもあるモカが壮絶な半生の後、無償でお悩み相談を始めた「貢献」の境地とは。

目次

第1章 日本社会の一番の闇「自殺」と向き合う
第2章 飛び降りたあの日
第3章 迷い続ける10代
第4章 年収1千万円
第5章 「女の子」になる
第6章 夢の漫画家、そして鬱
第7章 貢献に生きる
第8章 これからの理想の世界
第9章 600人の悩みと向き合い、見えてきたこと
第10章 悩んでいるあなたへ
第11章 モカとは何者か

おすすめコメント

東京・新宿で、複数の女装バーや人気イベントを手がけるモカさんは、29歳の時、マンションの屋上から飛び降りた。しかし、車の上に落下し、奇跡的に生還。残る人生を社会への貢献に使うことを決意し、生きづらさに悩む人たちからの人生相談や、発達障害者の支援などに力を注いでいる。経営者であり、漫画家・デザイナー・SEでもあり、元男性のトランスジェンダーでもある彼女が、自殺ゼロ社会の実現に向けて活動を始めた理由とは。600人を超える無料相談で見えてきた日本社会の闇、問題、苦しむ人たちを救う道とは。多才かつ献身的な活動を継続して取材する朝日新聞記者がまとめる。

著者紹介

モカ (モカ)  
1986年東京都生まれ。経営者、漫画家、元男性のトランスジェンダー。幼少期から性別への違和感を抱え、10代半ばから東京・新宿二丁目に出入りする。銀座ホステス、ウェブデザイン制作会社勤務を経て、2007年に女装イベント「プロパガンダ」創設。日本最大規模の女装イベントに育て、年収1千万円を超す。女装バーを複数経営するなど仕事面では順調だったが、躁鬱病が悪化。’15年秋、マンション屋上から飛び降りる。奇跡的に生還後は、社会への「貢献」を意識し、以後600人以上の人に無償でお悩み相談をしている
高野 真吾 (タカノ シンゴ)  
1976年埼玉県生まれ。朝日新聞記者。オピニオン編集部や経済部などで勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)