望み
角川文庫 し37−3
出版社名 | KADOKAWA |
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出版年月 | 2019年4月 |
ISBNコード |
978-4-04-108209-6
(4-04-108209-9) |
税込価格 | 748円 |
頁数・縦 | 397P 15cm |
商品内容
要旨 |
思春期の息子と娘を育てながら平穏に暮らしていた石川一登・貴代美夫妻。9月のある週末、息子の規士が帰宅せず連絡が途絶えてしまう。警察に相談した矢先、規士の友人が殺害されたと聞き、一登は胸騒ぎを覚える。逃走中の少年は2人だが、行方不明者は3人。息子は犯人か、それとも…。規士の無実を望む一登と、犯人でも生きていて欲しいと願う貴代美。揺れ動く父母の思い―。心に深く突き刺さる衝撃のサスペンスミステリー。 |
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おすすめコメント
平穏だった家族が少年事件によって崩れていくさまを描く心理サスペンス。建築家の石川一登は、家族四人で平凡な暮らしを営んでいた。ある日、高校生の息子・規士の友人が殺された。事件後も帰宅しない息子の潔白を信じたいが――。家族の「望み」とは何かを真摯に問う。