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20世紀ロシア文化全史 政治と芸術の十字路で

出版社名 河出書房新社
出版年月 2019年4月
ISBNコード 978-4-309-24899-8
4-309-24899-3
税込価格 6,050円
頁数・縦 371,34P 22cm

商品内容

要旨

戦争、革命、テロル、雪解け、崩壊…政治と芸術の緊張関係を活写した波瀾万丈の真実の物語!!!トルストイからソルジェニーツィンまでオールスター登場の豪華絢爛な逸話の数々。

目次

第1部 嵐迫る(巨星墜つ
『春の祭典』の炸裂)
第2部 激動の時代(革命とロシア・アヴァンギャルド
詩人たちの悲劇
独裁者と作家
大テロル襲来)
第3部 スターリンとのランデブー(社会主義リアリズムの魔術
苦行者たち
鎮魂歌)
第4部 雪どけと再凍結(一九五六年の子供たち
ノーベル賞を辞退
『収容所群島』)
第5部 変化の時代(非ソビエトという選択
非公式芸術を救え!
再び岐路に立つ)

おすすめコメント

トルストイからソルジェニーツィンまで、文学、音楽、美術、演劇、映画、バレエの綺羅星のようなスター芸術家の肖像を、時の権力者との関係をふまえて物語性豊かに描いた初の通史。

著者紹介

ヴォルコフ,ソロモン (ヴォルコフ,ソロモン)   Volkov,Solomon
1944年ラトビアから疎開中のソ連タジク共和国で生まれる。ロシア文化史、音楽研究者。レニングラード音楽院卒業、『ソビエト音楽』上級編集員としてショスタコーヴィチと親交を深める。76年の米国移民後に発表した作曲家の回想録『ショスタコーヴィチの証言』が厳しいソ連批判のため論争を呼び起こす。コロンビア大学で教鞭をとるかたわら、ソ連向けラジオ放送局に出演。98年ノーベル文学賞詩人へのインタビューをまとめた『ヨシフ・ブロツキーとの対話』が高い評価を得る。2011年プリセツカヤ・シチェドリン基金賞を受賞
今村 朗 (イマムラ アキラ)  
1960年生まれ。東京大学教養学部卒業後、外務省入省。コロンビア大学ハリマン・ソ連高等研究所、モスクワ大学留学。2008年、在ロシア日本大使館公使(広報・文化担当)。2015年、在ユジノサハリンスク総領事。2010年にロシア向けの日露文化交流誌を創刊し編集長に。ロシアの新聞・雑誌への寄稿、テレビ・ラジオへの出演多数。現在、在カナダ日本大使館公使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)