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鏡の中のいわさきちひろ 絵描きとして、妻として、母として

出版社名 中央公論新社
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-12-005172-2
4-12-005172-2
税込価格 2,090円
頁数・縦 317P 20cm

商品内容

要旨

淡い水彩で描かれた子どもたちの絵で知られる、いわさきちひろ。そんな彼女の55年の生涯をたどると、戦後の混沌とした時代に自立する女の生き方を志し、人間の尊厳を問い続ける姿があった―「いわさきちひろ」の素顔を探し求めた、珠玉のノンフィクション。

目次

第1章 百歳の誕生日
第2章 ちいちゃんの原点
第3章 封印された記憶
第4章 愛する人へ
第5章 ワーキング・マザーの奮闘
第6章 編集者が見た横顔
第7章 童画家から絵本作家へ
第8章 命ある限り
第9章 美術館から広がる輪
第10章 ちひろからのバトン

おすすめコメント

淡い水彩で描かれた子どもたちの絵で知られる、いわさきちひろ。優しさに溢れた作品は、多くの人たちに愛されてきたが、その人生はあまり知られていない。そんな彼女の55年の生涯をたどると、戦後の混沌とした時代に自立する女の生き方を志し、人間の尊厳を問い続ける姿勢が変わらずあった。2018年に生誕100年を迎えた彼女の生涯をひもとき、知られざる「いわさきちひろの素顔」に触れる。

著者紹介

歌代 幸子 (ウタシロ ユキコ)  
1964年、新潟県生まれ。ノンフィクション作家。学習院大学卒業後、編集者を経て、独立。『婦人公論』『新潮45』『AERA』などで、スポーツ、人物ノンフィクション、事件取材など幅広く執筆活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)