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不道徳的倫理学講義 人生にとって運とは何か

ちくま新書 1409

出版社名 筑摩書房
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-480-07213-9
4-480-07213-6
税込価格 1,080円
頁数・縦 360,6P 18cm

商品内容

要旨

我々がこの世界で何をなし、何を受け取るかは、「運」というものに大きく左右されている。しかし、あるべき行為や人生をめぐって議論が交わされるとき、なぜかこの「運」という要素は無視されがちだ。特にその傾向は、道徳や倫理について学問的な探究を行う倫理学に顕著である。それはいったいなぜだろうか。本書では、運が主に倫理学の歴史のなかでどう扱われ、どのように肯定や否定をされてきたのか、古代ギリシアから現代に至る人々の思索の軌跡を追う。そしてその先に、人間のあるがままの生をとらえる道筋を探る。

目次

第1部 「運」の意味を探る(現代における「運」
古代ギリシアの文学作品における「運」)
第2部 「運」をめぐる倫理学史―古代から近代までの一断面(徳と幸福の一致を求めて―アリストテレス以前
アリストテレス
ストア派
後生へのストア派の影響―デカルトの場合
アダム・スミス
運に抗して―現代の手前まで)
第3部 道徳と実存―現代の問題圏(道徳的運
倫理的運)

著者紹介

古田 徹也 (フルタ テツヤ)  
1979年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。新潟大学准教授、専修大学准教授を経て、東京大学大学院人文社会系研究科准教授。専門は哲学・倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)