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消えゆく横丁 平成酒場始末記

ちくま文庫 ふ34−2

出版社名 筑摩書房
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-480-43597-2
4-480-43597-2
税込価格 1,012円
頁数・縦 221P 図版16P 15cm

商品内容

要旨

路地裏の狭い通りやガード下に赤提灯や電飾看板が並ぶ横丁酒場。そこには美食や清廉さから遠く離れた人間くさい空気が満ちていた。戦後の闇市を起源とするこれらの横丁も、平成に入ると再開発事業の対象となり、次々と撤去・解体されていった…。昭和と平成の激動の時代を背景に全国各地から消えていった、あるいは消えつつある横丁の生と死、そして再生を見つめた渾身の記録。文庫書き下ろし。

目次

第1部 東京の消えた横丁(人世横丁(東京都豊島区池袋)
百軒店(東京都渋谷区道玄坂)
彦左小路(東京都新宿区百人町) ほか)
第2部 消えた横丁を旅する(東一センター(宮城県仙台市青葉区一番町)
朝日小路(山梨県甲府市朝日)
八幡屋台街(静岡県静岡市駿河区八幡) ほか)
第3部 再生する横丁(新宿ゴールデン街・花園街(東京都新宿区歌舞伎町)
ハーモニカ横丁(東京都武蔵野市吉祥寺本町)
静岡ゴールデン横丁(静岡県静岡市葵区黒金町) ほか)

著者紹介

藤木 TDC (フジキ ティーディーシー)  
1962年生まれ。ライター。映画、庶民史、酒場ルポ等のテーマを中心に雑誌・書籍に執筆
イシワタ フミアキ (イシワタ フミアキ)  
1968年生まれ。トタニスト・写真家。フリーランスのフォトグラファーとして雑誌・広告を中心に活動
山崎 三郎 (ヤマザキ サブロウ)  
1964年生まれ。出版社勤務を経て、フリーランスの編集者に。書籍やムックの制作を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)