フェイクウェブ
文春新書 1218
出版社名 | 文藝春秋 |
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出版年月 | 2019年5月 |
ISBNコード |
978-4-16-661218-5
(4-16-661218-2) |
税込価格 | 880円 |
頁数・縦 | 214P 18cm |
商品内容
要旨 |
社会をより豊かにすると信じられてきたインターネット。ところが今や個人や企業を操り、その情報や資産を奪おうとする「フェイク」があふれている。ネットの闇に潜むサイバー攻撃者の手口を、セキュリティ対策企業の現役トップが徹底解説。誰もが被害者になりうる時代の必読書。 |
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目次 |
序章 現実社会を蝕むフェイクウェブ |
出版社・メーカーコメント
メール一本で数十億円の被害!ネット空間にひそむ「フェイク」が、あなたの生活をおびやかす。インターネットの登場で世界は大きく変わり、豊かになった。いまや社会のインフラになり、個人の日常生活から、ビジネス、政治、文化といった様ざまな局面において、インターネットのない状況は考えられない。しかし、ネット空間が「安心安全」かといえば、残念ながらその逆だ。リアル社会よりも巧妙で、狡猾な罠が、数多く仕掛けられている。企業のCFO(最高財務責任者)を狙う「ビジネスメール詐欺」。個人を狙い、個人情報や金銭に結びつく情報を詐取する「フィッシング攻撃」。振り込め詐欺につながる偽メール。人間の欲望につけ込む偽「出会い系」。いまや魔窟と化した仮想通貨の世界。世論を左右するフェイクニュース。いまや誰もが「フェイク」の被害者になりうる時代なのだ。前作『闇(ダーク)ウェブ』で、インターネットの闇世界をいち早く指摘して話題となったサイバーセキュリティのプロ集団が、ネット空間にはびこる「フェイク」の実態に迫り、その上で、この情報社会を生き抜くための心得を伝授する。