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今昔百鬼拾遺 河童

角川文庫 き26−21 怪BOOKS

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-04-108045-0
4-04-108045-2
税込価格 836円
頁数・縦 364P 15cm

商品内容

要旨

昭和29年、夏。複雑に蛇行する夷隅川水系に、次々と奇妙な水死体が浮かんだ。3体目発見の報せを受けた科学雑誌「稀譚月報」の記者・中禅寺敦子は、薔薇十字探偵社の益田が調査中の模造宝石事件との関連を探るべく現地に向かった。第一発見者の女学生・呉美由紀、妖怪研究家・多々良勝五郎らと共に怪事件の謎に迫るが―。山奥を流れる、美しく澄んだ川で巻き起こった惨劇と悲劇の真相とは。百鬼夜行シリーズ待望の長編!

おすすめコメント

「その河童が――誰かと云うことです」 待望の百鬼夜行シリーズ長編!美しく蛇行する夷隅川に次々と浮かぶ水死体。第一発見者の呉美由紀、研究家の多々良勝五郎らは、「奇譚月報」記者・中禅寺敦子とともにその謎を追う。やがて薔薇十字探偵社が抱える案件との繋がりが――。

著者紹介

京極 夏彦 (キョウゴク ナツヒコ)  
小説家・意匠家。1963年北海道生まれ。94年、妖怪小説『姑獲鳥の夏』で小説家デビュー。『魍魎の匣』で第49回日本推理作家協会賞、『嗤う伊右衛門』で第25回泉鏡花文学賞、『覘き小平次』で第16回山本周五郎賞、『後巷説百物語』で第130回直木賞、『西巷説百物語』で第24回柴田錬三郎賞を受賞、『遠野物語remix』「えほん遠野物語」シリーズなどにより平成28年遠野文化賞を受賞。著書多数。様々なジャンルで読者を魅了しつづけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)