「うつ」は炎症で起きる
出版社名 | 草思社 |
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出版年月 | 2019年5月 |
ISBNコード |
978-4-7942-2394-4
(4-7942-2394-3) |
税込価格 | 1,760円 |
頁数・縦 | 238P 19cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 2017年に発表された世界保健機関(WHO)の報告書によると世界の「うつ病」患者数は、10年で約18%も増加したという。自殺原因の筆頭に挙がることも多いうつ病には、的確な治療と予防が求められる。そのためには原因の解明が必須だが、ここにきて有力な“容疑者”が浮上している。「炎症」だ。本書では、従来「心」の問題と捉えられることが多かった「うつ病」に、身体の免疫系が引き起こす「炎症反応」が関係する、という新たな理論を、事例を用いながら詳しく解説。長年にわたり治療法に進展のなかったこの病に、有効なアプローチが可能であることを示唆する。身体の疾患を気に病み、将来に絶望するなどといった思考や感情が「うつ」の原因ではなく、「炎症」がダイレクトにうつ病発症に結びつくことを、疫学調査や実験、症例などをもとに立証を試みている。著者は、ケンブリッジ大学の精神医学科長、および臨床神経科学学科のウルフソン脳イメージングセンター長。神経科学およびメンタルヘルス分野の世界的エキスパートとして知られる。 |
商品内容
要旨 |
「心」だけが原因ではなかった。うつ治療に起きつつある革命を、世界的権威がわかりやすく解説。 |
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目次 |
第1章 うつ病に関するまったく新しい考え方 |