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中国民話と日本 アジアの物語の原郷を求めて

出版社名 勉誠出版
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-585-29182-4
4-585-29182-2
税込価格 8,800円
頁数・縦 359,5P 22cm

商品内容

要旨

万里の長城を築く労役で夫を失い、のちに悲しい民謡のヒロインとなった女性、竜に変身してしまったことに苦しむ母思いの息子、自分に恋いこがれて死んだ男のために殉死して合葬された女性…。アジアの人々の心の底をつなぐ物語はどのように語られてきたのか―平安朝日本に残された断片的な記載から、現代の風説に至るまで、さまざまな資料を駆使しながら、広く説話伝承の世界を照らし出す。

目次

1 孟姜女民話の生成(孟姜女について―ある中国民謡の変遷
孟姜女民話の原型)
2 中国民話と日本(『竜の子太郎』のふるさと
中国の狐と日本の狐 ほか)
3 中国民話の世界(ある悲恋心中譚の系譜
中国民話掌編 ほか)
4 中国の「現代民話」(中国の現代民話に見る日本
台湾の民話・民謡集に見える「日本」 ほか)
5 研究回想(李福清さんのこと
中国の民間文学研究とわたし(ボリス・リフチン) ほか)

著者紹介

飯倉 照平 (イイクラ ショウヘイ)  
1934年千葉県生まれ。東京都立大学人文学部文学科(中国文学専攻)卒。出版社勤務ののち、神戸大学文学部教員、雑誌『中国』編集部、平凡社版『南方熊楠全集』校訂者ののち、1974〜97年、都立大教員。南方熊楠邸の資料整理に協力。2004年南方熊楠特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)