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就農への道 多様な選択と定着への支援

出版社名 農山漁村文化協会
出版年月 2019年5月
ISBNコード 978-4-540-18170-2
4-540-18170-X
税込価格 2,640円
頁数・縦 193P 21cm

商品内容

要旨

実際に就農した人を親元就農、新規独立就農、雇用就農の三つのタイプに分け、その数や動機、特徴、就農後の工夫、受け入れる側の対応や工夫、課題等を多様な事例を紹介しながら解説。国や自治体、農協等の支援・推進政策も。農業への参入を考える個人、企業等だけではなく、受け入れたり支援する自治体や農協、法人等の関係者、雇用する法人や農家が、新規就農者が定着していく上でどのような工夫をしているかなどがよくわかる。

目次

第1章 就農の状況と仕組み(近年の就農の動向と支援の仕組み
新規独立就農者と親元就農者の実際と特徴―「新規就農者の就農実態に関する調査結果(平成28年度)」から)
第2章 親元就農の多様さ―実状と課題(親元就農にみる多様な継承
経営継承の実態と課題)
第3章 新規独立就農の多様なあり方と支援の仕組み(多様な新規独立就農と支える組織
農地手当てにみる自力型および支援機関依存型の事例と経営展開
行政およびJAによる就農支援―長野県新規就農里親制度とJA出資法人
第三者継承による新規独立就農の特徴と実際)
第4章 雇用就農の実際と就農者の期待(農の雇用事業の成果と人材定着に向けた課題
若年層女性従業員を対象とした雇用就農者の特徴と課題
先進農業法人にみる雇用定着への工夫)

著者紹介

堀口 健治 (ホリグチ ケンジ)  
早稲田大学政経学術院名誉教授・日本農業経営大学校校長。農学博士(東大)。1968年4月、東京大学大学院農業経済専攻博士課程中退、その後、鹿児島大学専任講師、東京農業大学教授、早稲田大学政治経済学術院教授などを経て現職。主な著書に『食料輸入大国への警鐘』(共著、1993年、農山漁村文化協会。NIRA政策研究東畑記念賞受賞)など
堀部 篤 (ホリベ アツシ)  
東京農業大学国際食料情報学部食料環境経済学科准教授。博士(農学)。2007年3月、北海道大学大学院農学研究科博士後期課程修了。2007年6月から2013年3月まで全国農業会議所在籍時、全国新規就農相談センターにて就農相談、新・農業人フェア、農業経営継承事業、農の雇用事業を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)