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マチネの終わりに

文春文庫 ひ19−2

出版社名 文藝春秋
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-16-791290-1
4-16-791290-2
税込価格 979円
頁数・縦 468P 16cm

商品内容

要旨

天才クラシックギタリスト・蒔野聡史と、国際ジャーナリスト・小峰洋子。四十代という“人生の暗い森”を前に出会った二人の切なすぎる恋の行方を軸に、芸術と生活、父と娘、グローバリズム、生と死などのテーマが重層的に描かれる。いつまでも作品世界に浸っていたいと思わずにはいられないロングセラー恋愛小説を文庫化!

出版社・メーカーコメント

物語はクラシックギタリストの蒔野聡史と、海外の通信社に勤務する小峰洋子の出会いから始まります。初めて出会った時から、強く惹かれ合っていた二人。しかし、洋子には婚約者がいました。やがて、蒔野と洋子の間にすれ違いが生じ、ついに二人の関係は途絶えてしまいます。互いへの愛を断ち切れぬまま、別々の道を歩む二人の運命が再び交わる日はくるのか。

著者紹介

平野 啓一郎 (ヒラノ ケイイチロウ)  
1975年、愛知県生まれ。北九州市出身。1999年、京都大学法学部在学中に投稿した『日蝕』により第120回芥川賞受賞。以後、数々の作品を発表し、各国で翻訳紹介されている。2008年からは三島由紀夫賞選考委員を務める。主な著書は『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞)『ドーン』(Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞)、『ある男』(読売文学賞受賞)など。また、『マチネの終わりに』は第2回渡辺淳一文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)