春淡し 文庫書下ろし/長編時代小説 吉原裏同心抄 6
光文社文庫 さ18−68 光文社時代小説文庫
出版社名 | 光文社 |
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出版年月 | 2019年6月 |
ISBNコード |
978-4-334-77857-6
(4-334-77857-7) |
税込価格 | 660円 |
頁数・縦 | 309P 16cm |
商品内容
要旨 |
高齢の四郎兵衛に代わり、廓を御する吉原会所の八代目頭取を誰が継ぐのか。五丁町名主の話し合いは紛糾し、画策や探り合いが始まった。新春の吉原、次期頭取候補と目される神守幹次郎を狙い、送りこまれる刺客に、張られる罠。危機を覚えた幹次郎は、故郷の豊後岡藩藩邸を訪れるとともに、ある決意を固める。吉原百年の計を思い、幹次郎の打つ、新たな布石とは。 |
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おすすめコメント
故郷の豊後岡藩から、幹次郎の復藩話が意外な形で再び持ち出される。固辞しつつも、幹次郎が下す、廓を守るための苦渋の決断とは。