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新編日本の怪談 2

角川ソフィア文庫 C102−4

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-04-400485-9
4-04-400485-4
税込価格 950円
頁数・縦 374P 15cm
シリーズ名 新編日本の怪談

商品内容

要旨

理不尽な離縁を恨んで死んだ女の亡霊に恐怖する「女の死体にまたがった男」、散文詩の到達点を示す一幅の絵画のような「蓬莱」、円朝の同題の人情話としても有名な「牡丹燈籠」、深刻な幼年期の恐怖体験を綴るハーン文学の原点ともいえる「私の守護天使」―アメリカから日本時代に至るまで、人間の心や魂、自然との共生をめぐる、ハーン一流の美意識と倫理観に彩られた代表的作品37篇を精選。詩情豊かな訳で読む新編第2弾。

目次

第1章 妖怪たちの棲むところ(天狗の話
普賢菩薩の伝説
弁天の感応
鮫人の恩返し
食人鬼
女の死体にまたがった男
いつもよくあること
閻魔大王の法廷にて)
第2章 蓬莱幻想(蓬莱
浦島伝説
倩女の話
天の川叙情
伊藤則資の話
牡丹灯籠)
第3章 愛の伝説―アメリカ時代の「怪談」より(泉の乙女
鳥妻
最初の音楽家
愛の伝説
天女バカワリ
大鐘の霊
孟沂の話
織女の伝説
顔信卿の帰還)
第4章 さまよえる魂のうた―自伝的作品より(夢魔の感触
私の守護天使
偶像崇拝
ゴシックの恐怖
星たち
幽霊
永遠の憑きもの
露のひとしずく
草雲雀
夢を喰うもの
玉の物語
餓鬼
夜光るもの
ひまわり―ロバートの思い出に)

おすすめコメント

ハーン研究の第一人者による詩情豊かな訳で読む新編第二弾。怪異、愛、悲劇、霊性――伝承や説話に材をとり、一流の美意識で語りなおす「再話」文学作家・ハーンの才能が遺憾なく発揮された珠玉の作品集。詩情豊かな訳で読む新編第二弾。

著者紹介

ハーン,ラフカディオ (ハーン,ラフカディオ)   Hearn,Lafcadio
1850年、ギリシアのイオニア諸島にあるレフカダ島で、アイルランド人の父とギリシア人の母の間に生まれる。幼くして父母と別れ、19歳でアメリカに渡る。以後、世界各地を転々とし、90年、通信記者として来日。同年、小泉節子と結婚。96年帰化し、小泉八雲と改名。英語、英文学を講じる一方、日本人の内面や日本文化の本質を明らかにする作品を描き続けた。1904年没
池田 雅之 (イケダ マサユキ)  
三重県生まれ。早稲田大学名誉教授。専門は比較文学、比較文化論。小泉八雲、T.S.エリオツトなどの翻訳家でもある。NPO法人鎌倉てらこやの理事長を長らく務めたのち顧問に就任。その社会貢献活動に対して、文部科学大臣奨励賞、正力松太郎賞等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)