• 本

女医問題ぶった斬り! 女性減点入試の真犯人

光文社新書 1012

出版社名 光文社
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-334-04418-3
4-334-04418-2
税込価格 858円
頁数・縦 217P 18cm

商品内容

要旨

フリーランス麻酔科女医として活躍する著者が、女医の歴史やイメージの変遷なども振り返りつつ、女医をめぐる現状を鋭く分析。真に有効な「女性活用」「医師の働き方改革」のためのヒントを提示する。女医を目指す人へのアドバイス(「令和を生きる女医たちへ」)も掲載。

目次

序章 東京医大事件が世に問うもの
第1章 女医の年代記
第2章 女医と東京医大事件
第3章 女医の人生すごろく
第4章 女医の使い方
第5章 令和を生きる女医たちへ

おすすめコメント

医療改革は女医改革から始めよ――。東京医大の入試不正問題が取り沙汰され、女医をめぐる状況が注目されている。実際、女子学生の医学部人気は高まる一方だ。しかし著者は、女医を受け入れる体制を構築する必要があると説く。女医の多くは男性医師と職場結婚の末、時短勤務で簡単な診察しか受け付けない“ゆるふわ女医”に転じていて、これが現場の疲弊を生んでいると喝破する。2018年から採用された新専門医制度についても分析。『医者の稼ぎ方』に続く第二弾。

著者紹介

筒井 冨美 (ツツイ フミ)  
1966年生まれ。フリーランス麻酔科医。地方の非医師家庭(医師ではない一般家庭)に生まれ、某国立医大を卒業。米国留学、医大講師を経て2007年より「特定の職場を持たないフリーランス医師」に転身。本業の傍ら、メディアでの執筆活動や、医療ドラマの制作協力にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)