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未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること

講談社現代新書 2524

出版社名 講談社
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-06-516089-3
4-06-516089-8
税込価格 1,056円
頁数・縦 270P 18cm

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商品内容

要旨

2045年、人口8割減の市町村も―。47都道府県はもはや、維持できない!20年後、日本人はどこに暮らしているのか?

目次

第1部 現在の人口減少地図―日本人はこう移動している(市区町村による“住民の綱引き”に勝者はいない
東京圏 東京は共存の道を探るべき「日本の外国」である
関西圏 三大都市圏の中で減少スピードが最も速いのは、関西圏 ほか)
第2部 未来の日本ランキング―20年後、日本人はどこに暮らしているか(塗り替えられてゆく日本列島
都道府県の人口差は30倍超へ
東京圏という「外国」は、老化に苦しむ ほか)
第3部 それぞれの「王国」の作りかた(なぜ地方創生はうまくいかないのか?
令和時代に求められる5つの視点)

出版社・メーカーコメント

47都道府県はもはや維持できない。20年後の日本人はどこに暮らすのか? 累計76万部超の『未来の年表』シリーズ著者最新作!今回は、これまで誰も本格的に試みることのなかった2つのアプローチに挑んだ。1つは、現在を生きる人々が国土をどう動いているのかを追うこと。もう1つは、「未来の日本人」が日本列島のどこに暮らしているのかを明らかにすることである。鳥取県の全人口は44.9万人に減る一方、横浜市の高齢者は120万人に激増する。奈良県上北山村では出産期の女性がたった1人まで減る一方、守谷・浦安・長久手・三田などでは80歳超の人々が2.5倍以上増加する――これが、あと25年後に私たちを待ち受ける未来だ。人口推計に基づく予測は、ほぼ外れない。2045年まで各自治体の人口がどう変動するかをまとめた、最新版「日本の地域別将来推計人口」が公表されて以降、その詳細を深堀りした一般書はなかった。本書はその先陣を切るものである。

著者紹介

河合 雅司 (カワイ マサシ)  
1963年、名古屋市生まれの作家・ジャーナリスト。人口減少対策総合研究所理事長、高知大学客員教授、大正大学客員教授のほか、日本医師会総合政策研究機構客員研究員、産経新聞社客員論説委員、厚労省や農水省などの有識者会議委員も務める。中央大学卒業。2014年の「ファイザー医学記事賞」大賞をはじめ受賞多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)