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科学技術の現代史 システム、リスク、イノベーション

中公新書 2547

出版社名 中央公論新社
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-12-102547-0
4-12-102547-4
税込価格 886円
頁数・縦 224P 18cm

商品内容

要旨

第2次世界大戦後、科学技術の力は増大する。その原動力は豊富な資金を持つ国家、特に米国だった。インターネットが生まれ、遺伝子操作が可能になり、原子力や人工衛星の利用が広がる。一方でリスクは巨大化・複雑化した。21世紀に入り、AIやバイオテクノロジーが驚異的な展開を見せ、中国や民間企業による“暴走”が懸念されるなか、世界は今後どうなっていくのか―。科学技術の“進化”の歴史と未来への展望を描く。

目次

序章 現代科学技術と国家
第1章 システムの巨大化・複雑化―東西冷戦と軍産複合体
第2章 崩れる権威、新たな潮流―デタント後の米国社会
第3章 産業競争力強化の時代へ―産学官連携と特許重視政策
第4章 グローバル化とネットワーク化―冷戦終結後
第5章 リスク・社会・エビデンス―財政再建とデータ志向
第6章 イノベーションか、退場か―21世紀、先進国の危機意識
終章 予測困難な時代へ

おすすめコメント

第2次世界大戦後、科学技術の力と危険は著しく増大した。その原動力は資金・人材を豊富に持つ国家、特に米連邦政府だった。巨大計算機はスマートフォンやAIに発展し、ゲノム解析は遺伝子操作を可能にし、宇宙開発は人類を月に到達させ、原子力は兵器・発電とも地球を滅ぼすほどまでに進んだ。21世紀に入り、民間企業による急激な進展に制御が求められるなか、世界は今後どうなっていくのか。本書は、科学技術の”進化”の歴史と未来への展望を描く。

著者紹介

佐藤 靖 (サトウ ヤスシ)  
1972(昭和47)年新潟県生まれ。94年東京大学工学部航空宇宙工学科卒業。同年科学技術庁入庁。99年ペンシルベニア大学大学院修士課程修了(科学史・科学社会学)。2000年科学技術庁退職。05年ペンシルベニア大学大学院博士課程修了(科学史・科学社会学)。同年日本学術振興会特別研究員(PD、東京大学)。08年政策研究大学院大学助教授などを経て、17年4月より新潟大学人文社会科学系教授。専攻、科学技術史・科学技術政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)