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愛国の構造

出版社名 岩波書店
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-00-061354-5
4-00-061354-5
税込価格 5,170円
頁数・縦 324,8P 22cm

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商品内容

要旨

今日、世界中で「愛国」=パトリオティズムが復活を遂げている。しかし、愛国ほど政治的に利用されやすく、胡散臭さのつきまとう概念はない。キケロ、アウグスティヌス、ヴェイユ、マッキンタイア、ヴィローリ、ハーバーマス、ミュラー、福沢諭吉、清水幾太郎など、欧米と日本の多様な愛国論を批判的に検討し、愛国の歴史的・哲学的な構造を解明。国家への偶像崇拝の論理を暴く。

目次

序章 愛国という問題
第1章 愛国の系譜
第2章 愛国の対象
第3章 愛国的であるということ
第4章 愛国的である理由
第5章 愛国的ではないということ
終章 愛国の彼方へ

おすすめコメント

国家が「愛国」の対象となったのは歴史的偶然にすぎず、人は国を愛さないこともできる。愛の対象の実相を追って、キケロ、アウグスティヌス、ヴェイユ、ミュラー、福沢諭吉、清水幾太郎など古典古代から現代までの多様な愛国論を渉猟し、愛国の構造を追究した野心作。無自覚な国家信仰を掘り崩すために。

著者紹介

将基面 貴巳 (ショウギメン タカシ)  
1967年生。オタゴ大学人文学部歴史学教授。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、シェフィールド大学大学院歴史学博士課程修了(Ph.D.)。ケンブリッジ大学クレア・ホール・リサーチフェロー、オタゴ大学人文学部歴史学准教授などを経て現職。専攻は政治思想史。著書に『ヨーロッパ政治思想の誕生』(名古屋大学出版会、2013年、第35回サントリー学芸賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)