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男子が10代のうちに考えておきたいこと

岩波ジュニア新書 900

出版社名 岩波書店
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-00-500900-8
4-00-500900-X
税込価格 968円
頁数・縦 171P 18cm

商品内容

要旨

性別によって求められる役割や進路選択、期待のされ方が違う日本。そのことに気が付かぬまま、また「男らしくあれ」という見えない圧力に窮屈な思いをしたまま大人になる若者も多い。男性学の視点から進路・生き方をとらえなおすとともに、若者へのエールをこめて新しい男子のありようを提言する。

目次

第1章 日本社会で「男」として生きること(男子がスカートに着替えたら
ジェンダーとは何か ほか)
第2章 「男は仕事、女は家庭」の過去・現在・未来(性別役割分業の歴史
「夢」としてのサラリーマン ほか)
第3章 泣けない男の一生(“男らしさ”と涙
コミュニケーションの深度 ほか)
第4章 「やさしい」のに「やさしくない」日本社会(ジェンダーの視点から社会を見る
なぜ多様性が重要なのか ほか)

おすすめコメント

男性学の視点から性によって固定化されている生き方をとらえなおし、若者たちにむけて新しい道を提言する。

著者紹介

田中 俊之 (タナカ トシユキ)  
1975年生まれ。大正大学心理社会学部准教授。博士(社会学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)