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差別と弾圧の事件史

出版社名 河出書房新社
出版年月 2019年6月
ISBNコード 978-4-309-22778-8
4-309-22778-3
税込価格 2,200円
頁数・縦 207P 20cm

商品内容

要旨

なぜ「洞」集落は父祖の地を追われなければならなかったのか。なぜ香川県から出てきた薬の行商人たちは惨殺されねばならなかったのか。歴史上、差別と被差別にかかわる十二の事件を検証する。

目次

周辺住民千余人が部落を襲う―群馬県・世良田村事件
警察が細民部落を焼き払う―大分県・的ヶ浜事件
朝鮮人と間違われて薬行商人が惨殺される―千葉県・福田村事件
「番人」の二つの受難―高知県・膏取り一揆と松本直吉事件
東北地方のキリシタン弾圧と隠れキリシタン―米沢、一関、会津の場合
賎視と闘った猿まわしの話―山梨県・猿引仙蔵一件
植民地での反乱と鎮圧が千余人の死をまねく―台湾・霧社事件
天皇陵と被差別部落―奈良県・洞部落移転の経緯
二人の死刑執行後に真犯人が現れる―東京・下谷の「サンカ」刑死事件
研究者と対象集団とのあいだ―北海道・アイヌ墓地の盗掘事件
幕末、大規模な解放闘争が起きていた―岡山県・渋染一揆
「模範的糾弾闘争」の虚実―京都府、オール・ロマンス事件

おすすめコメント

被差別民を中心に、差別と弾圧を受けた十三の事件の真相を追う。上州鼻緒一揆、別府的ヶ浜事件、福田村売薬商殺し、洞村移住強要事件、オール・ロマンス事件など、暗黒の近代史。

著者紹介

筒井 功 (ツツイ イサオ)  
1944年、高知市生まれ。民俗研究者。元・共同通信社記者。正史に登場しない非定住民の生態や民俗の調査・取材を続ける。第20回旅の文化賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)