商品内容
文学賞情報 |
2020年
第26回
島清恋愛文学賞(19回より主催者変更)受賞 |
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要旨 |
互いに男の恋人がいるのに、止めようもなく惹かれあう逢衣と彩夏。女性同士、心と身体のおもむくままに求めあい、二人は一緒に暮らし始めた。芸能活動をしていた彩夏の人気に火がつき、仕事も恋も順調に回り始めた矢先、思わぬ試練に襲われる。切ない決断を迫られ、二人が選んだ道は―。 |
おすすめコメント
【第26回島清恋愛文学賞受賞作】 「どんな場所も、あなたといれば日向だ」 互いに男の恋人がいるのに、止めようもなく惹かれあう逢衣(あい)と彩夏(さいか)。 女性同士、心と身体のおもむくままに求め合い、二人は一緒に暮らし始めた。芸能活動をしていた彩夏の人気に火が付き、仕事も恋も順調に回り始めた矢先、思わぬ試練が彼女たちを襲う。切ない決断を迫られ、二人が選んだ道は……。 今まで裸でいても、私は全然裸じゃなかった。常識も世間体も意識から鮮やかに取り払い、一糸纏わぬ姿で抱き合えば、こんなにも身体が軽い――。 女性同士のひたむきで情熱的な恋を描いた、綿矢りさの衝撃作! 【著者プロフィール】 綿矢りさ(わたや・りさ) 1984年京都府生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2001年『インストール』で第38回文藝賞を受賞しデビュー。2004年『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞。2012年『かわいそうだね?』で第6回大江健三郎賞を受賞。