• 本

線は、僕を描く

出版社名 講談社
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-06-513759-8
4-06-513759-4
税込価格 1,650円
頁数・縦 317P 19cm

失意の中にある青年を救ったものとは?

  • 水墨画
  • 青春
  • 情熱

両親を交通事故で失い、喪失感の中にあった大学生の青山霜介。ある日アルバイト先の展覧会場で出会った水墨画の巨匠に気に入られ、弟子になることに。霜介は戸惑いながらも水墨画の魅力に引き込まれていく―。著者の砥上裕將さんは水墨画家としても活動されているそうで、絵を描くシーンは目の前の絵が広がっていくようなリアリティがあります。その迫力と美しさに、水墨画になじみのない方でもきっと霜介のように熱中してしまうはず!

書店レビュー 総合おすすめ度: 全2件

  • 本屋大賞に押したい作品

    「蜜蜂と遠雷」を読んだ時、音楽が聞こえた気がした、
    同じようにこの作品では、絵が見えた気がした。
    まったく興味もなかった水墨画をこんなに魅力的に感じ、
    水墨画を見てみたいと思わせる文章がすごい!!

    一人の青年が迷いながらも、まっすぐに生きる姿にも
    好感が持てた。
    作者のデビュー作でこの完成度。
    今後がとても楽しみな作家さんができました。

    (2019年9月22日)

  • 線は、僕を描く

    第59回「メフィスト賞」受賞作。満場一致だったという。両親を事故で亡くして、喪失のドン底に会った大学生が、水墨の巨匠と出会い、描くことで自身の回復を遂げていく。作家本人が水墨画家ということで、描写の説得力は十分すぎる。絵を描くことを文学として表現した素晴らしい作品。水墨画をモチーフにした青春小説。次回作にも期待が高まる。

    (2019年8月25日)

他の書店レビューを見る

商品内容

要旨

水墨画という「線」の芸術が、深い悲しみの中に生きる「僕」を救う。第59回メフィスト賞受賞作。

おすすめコメント

水墨画という「線」の芸術が、深い悲しみの中に生きる「僕」を救う。やさしく温かく美しい物語。

著者紹介

砥上 裕將 (トガミ ヒロマサ)  
1984年生まれ。福岡県出身、水墨画家。『線は、僕を描く』で第59回メフィスト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)