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希望の糸

出版社名 講談社
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-06-514894-5
4-06-514894-4
税込価格 1,870円
頁数・縦 345P 20cm

書店レビュー 総合おすすめ度: 全1件

  • 希望の糸

    早期解決と思われた殺害事件の裏には、まったく予想し得なかった真相が待っていた。すでに10作を数える加賀シリーズのスピンオフ的作品。若い松宮刑事が主人公。もちろん加賀恭一郎がシブく存在感をちらつかせる。時の流れの中で切れかかりつつも絡み合う糸が、少しずつほどけていく実感がたまらない。濃縮された読みごたえありの逸品に、これぞまさに東野作品と賞賛の声もあがるだろう。
    近い将来、映像化間違いなしのこの作品。今のうちに読んでしまってください。

    (2019年7月14日)

商品内容

要旨

死んだ人のことなんか知らない。あたしは、誰かの代わりに生まれてきたんじゃない。

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