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再考三木清 現代への問いとして

出版社名 昭和堂
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-8122-1831-0
4-8122-1831-4
税込価格 3,080円
頁数・縦 281P 20cm

商品内容

目次

三木清の問い―その思索の跡をたどる
第1部 三木哲学の基本的性格―その背景と特徴(三木清、時代の夢
市民的哲学者としての三木清
哲学の外に出る哲学の可能性の探究―三木清を切り口として)
第2部 三木哲学の展開―「中間者」・「構想力」・「形」(「中間者の哲学」という課題―三木清と「環境」の問題
三木パトス論の問題構造
「形」の哲学―アリストテレスと西田の間で
三木は「西田哲学」を超えることができたか―コミュニケーションの“構造化”という視点)
第3部 人間へのまなざし―ヒューマニズムと哲学的人間学(“ヒューマニズム”とホモ・デウスの行方―パトス・技術・フィクション
二つの『哲学的人間学』の行方―三木清と高山岩男
幸福について―三木清『人生論ノート』を読む)
第4部 時代との対話―戦時評論をめぐって(戦時日本における三木清の技術哲学
三木清の協力的抵抗の本心―「東亜協同体」論をめぐって
三木清の反ファシズム論
三木清と日本のフィリピン占領)
宗教的世界と現実―哲学と宗教のはざまで(超越への「構想力」―三木清の親鸞論の可能性
三木清の哲学と宗教)

著者紹介

田中 久文 (タナカ キュウブン)  
1952年生まれ。日本女子大学教授
藤田 正勝 (フジタ マサカツ)  
1949年生まれ。京都大学名誉教授
室井 美千博 (ムロイ ミチヒロ)  
1949年生まれ。三木清研究会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)