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専門知は、もういらないのか 無知礼賛と民主主義

出版社名 みすず書房
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-622-08816-5
4-622-08816-9
税込価格 3,740円
頁数・縦 284,16P 20cm

商品内容

要旨

もはや健全な懐疑心ではない、ゆがんだ反知性主義である。民主主義には正しい情報に基づく熟議が欠かせない。その礎を支えるのは各分野の専門家が蓄積してきた専門知だ。ところが今、専門知が蔑ろにされてフェイクがまかり通り、好みの情報だけを取り入れてその正誤を顧みない、という風潮が高まっている。何が起きているのか、これを放置するとどうなるのか。大反響を呼んだブログ発、専門家からの愛ある反撃。

目次

序論
第1章 専門家と市民
第2章 なぜ会話は、こんなに疲れるようになったのか
第3章 高等教育―お客さまは神さま
第4章 ちょっとググってみますね―無制限の情報が我々を愚かにする
第5章 「新しい」ニュージャーナリズム、はびこる
第6章 専門家が間違うとき
結論―専門家と民主主義

著者紹介

ニコルズ,トム (ニコルズ,トム)   Nichols,Tom
アメリカ海軍大学校教授(国家安全保障問題)。ダートマス大学、ジョージタウン大学での教職を経て現職。コロンビア大学で修士、ジョージタウン大学で博士号を取得。専門はロシア、核戦略、NATO問題
高里 ひろ (タカサト ヒロ)  
翻訳家。上智大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)