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将軍の子

出版社名 文藝春秋
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-16-391060-4
4-16-391060-3
税込価格 1,650円
頁数・縦 252P 20cm

商品内容

要旨

生まれた直後に養子に出された徳川秀忠の庶子、保科正之。不遇にも見える生い立ちの陰には、彼を思いやる多くの人々がいた。養母となった武田信玄の娘、見性院。人徳の高さを買われ、養父となった高遠藩主・保科正光。そして、陰日向に見守ってきた老中、土井利勝―。江戸城の外で育った「将軍の子」はいかにして稀代の名君と呼ばれるに至ったのか。その来歴を爽やかに描きだす、傑作連作短編集。

出版社・メーカーコメント

名君・保科正之の来歴を、爽やかに描きだす。 生まれた直後に養子に出された徳川秀忠の庶子、保科正之。 不遇にも見える生い立ちの陰には、彼を思いやる多くの人々がいた。 養母となった武田信玄の娘、見性院。 人徳の高さを買われ、養父となった高遠藩主、保科正光。 そして陰に日向に力になってきた老中、土井利勝。 江戸城の外で育った「将軍の子」は、 いかにして稀代の名君と呼ばれるに至ったのか。 今もっとも注目される歴史時代小説の新鋭が、その半生を辿る。

著者紹介

佐藤 巖太郎 (サトウ ガンタロウ)  
1962年、福島県生まれ。中央大学法学部法律学科卒。2011年「夢幻の扉」で第九一回オール讀物新人賞を受賞しデビュー。2016年「啄木鳥」で第一回決戦!小説大賞を受賞。初の単著『会津執権の栄誉』が第一五七回直木賞候補作となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)