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交通誘導員ヨレヨレ日記 当年73歳、本日も炎天下、朝っぱらから現場に立ちます

出版社名 三五館シンシャ
出版年月 2019年7月
ISBNコード 978-4-86680-904-5
4-86680-904-3
税込価格 1,430円
頁数・縦 207P 19cm

商品内容

要旨

「誰でもなれる」「最底辺の職業」と警備員自身が自嘲する交通誘導員の実態を、悲哀と笑いで描き出すドキュメント、警備員の生活と意見。

目次

第1章 交通誘導員の多難な日常(トイレ掃除―警備業法違反を隊員に強いる隊長の弱味
通行止―交通誘導警備員はお地蔵さまではない ほか)
第2章 交通誘導員の喜びと悲しみ、時々怒り(黄金譚―糞尿にまつわる滑稽きわまりない顛末
大失敗―サイン拒否した親方の言い分 ほか)
第3章 どうしても好きになれない人(誘導ミス―交通誘導警備員が一番恐れること
たかが挨拶―なぜ挨拶をしない人が嫌われるのか ほか)
第4章 できる警備員、できない警備員(首振り人形―2秒間隔で首を左右に振り続ければ警備員合格?
コミュニケーション能力―警備員に外国人が少ないのはなぜ? ほか)

おすすめコメント

「警備員ならどっちのエレベーターが止まっているか教えろってんだよ!俺たちの金で警備してんだろ !!! 」通行人にクレーム入れられ、現場監督に怒鳴られ、警察に注意され …… 。「誰でもなれる」「最底辺の職業」と警備員自身が自嘲する交通誘導員?の実態を、笑いと涙で描き出す快作喜びも笑いも涙もすべて路上にあり!全国 60 万人の警備員の 40 %を占める「交通誘導員」を克明に描いた初めての作品(警備員の小説はいくつかあります)。同僚の多くは 70 代、超高齢化社会に進む現代ニッポンの縮図がここに。

著者紹介

柏 耕一 (カシワ コウイチ)  
1946年生まれ。出版社勤務後、編集プロダクションを設立。出版編集・ライター業に従事していたが、数年前から某警備会社に勤務。七三歳を迎える現在も交通誘導員として日々現場に立つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)