もう少し浄瑠璃を読もう
出版社名 | 新潮社 |
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出版年月 | 2019年7月 |
ISBNコード |
978-4-10-406116-7
(4-10-406116-6) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 314P 20cm |
商品内容
要旨 |
意外なことに『曾根崎心中』というのは「恋」を描くことだけをテーマにした、日本で最初の演劇作品なのです。―『曾根崎心中』。「熊谷陣屋」は、収拾のつかないほど無惨な物語です。なんだって、並木宗輔はこんなドラマを書かなければならなかったのでしょう?私の思うところはただ一つです。「泣くことが許されない男のためのドラマを書く」です。―『一谷嫩軍記』。他、『夏祭浪花鑑』『双蝶々曲輪日記』『摂州合邦辻』などを精読。ぶっ飛んだ設定、複雑なドラマの中に愛おしい人間達が息づく―。最高の案内人が遺した最後の案内。 |
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目次 |
『小栗判官』をご存じですか |
おすすめコメント
近世が生んだ名作を精読すれば、ぶっ飛んだ設定、複雑なドラマの中に、愛おしい人間達が息づく。最高の案内人が遺した最後の案内書。