• 本

デッドウォーター

角川文庫 な45−11

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-04-108196-9
4-04-108196-3
税込価格 1,012円
頁数・縦 469P 15cm

商品内容

要旨

18歳当時、5人の女性を強姦した上で殺し、死刑判決を受けた希代の殺人鬼・穂積壱郎。その彼を取材する事件ライターの加瀬隆史は、死を恐れないどころか超然とした雰囲気に包まれるこの男に次第にからめとられていく。そして突如、妻の隠された過去を知ることになり、獄中の穂積への復讐を決意する。拘置所の塀の向こうにいる“化け物”に復讐する術はあるのか?コンクリートの厚い壁を隔てて繰り広げられる長編サスペンス。

おすすめコメント

『19歳」の永瀬隼介が書かなければならなかった“物語〈フィクション〉”稀代の殺人鬼・穂積。彼をテーマに本の執筆を企てたライターの加瀬。取材を進め中、ある忌しい真実が浮かび上がってきて――。死刑囚に復讐は可能か? 迫真の描写で死刑制度に新たな光を当てるサスペンス。

著者紹介

永瀬 隼介 (ナガセ シュンスケ)  
鹿児島県生まれ。大学卒業後、メーカー勤務を経て、週刊誌記者に。1991年にフリーとなり、事件ノンフィクションを中心に活躍。2000年、長編小説『サイレント・ボーダー』を永瀬隼介のペンネームで発表し、小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)