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日本近代文学入門 12人の文豪と名作の真実

中公新書 2556

出版社名 中央公論新社
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-12-102556-2
4-12-102556-3
税込価格 990円
頁数・縦 280P 18cm

商品内容

要旨

「円朝の落語通りに書いて見たらどうか」と助言された二葉亭四迷は日本初の言文一致小説『浮雲』を生んだ。初の女流作家田辺花圃と同門だった樋口一葉は、最晩年に「奇跡の14ヵ月」と呼ばれるほどの作品を遺した。翻案を芸術に変えた泉鏡花と尾崎紅葉の師弟。新聞小説で国民的人気を得た黒岩涙香と夏目漱石。自然主義の田山花袋と反自然主義の森鴎外。「生活か芸術か」を巡る菊池寛と芥川龍之介。12人でたどる近代文学史。

目次

第1章 異端の文体が生まれたとき―耳から目へのバトン
第2章 「女が書くこと」の換金性―痩せ世帯の大黒柱とセレブお嬢さま
第3章 洋の東西から得た種本―模倣からオリジナルへ
第4章 ジャーナリズムにおけるスタンス―小説のための新聞か、新聞のための小説か
第5章 実体験の大胆な暴露と繊細な追懐―自然主義と反自然主義
第6章 妖婦と悪魔をイメージした正反対の親友―芸術か生活か
終章 文学のその後、現代へ

おすすめコメント

「三遊亭円朝の落語通りに書いて見たらどうか」と坪内逍遙に言われた二葉亭四迷は、日本初の言文一致小説『浮雲』を生んだ。「書くことで食べていく」先輩にならった樋口一葉の最晩年は「奇跡の一四ヵ月」と呼ばれた。翻案を芸術に変えた泉鏡花と尾崎紅葉の師弟。新聞小説で国民的人気を得た黒岩涙香と夏目漱石。自然主義の田山花袋と反自然主義の森鴎外。「生活か芸術か」菊池寛と芥川龍之介。12人でたどる近代文学史。

著者紹介

堀 啓子 (ホリ ケイコ)  
1970年、生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。慶應義塾大学大学院文学研究科博士課程単位取得。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、東海大学文化社会学部教授。専門・日本近代文学、比較文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)