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奇書の世界史 歴史を動かす“ヤバい書物”の物語

出版社名 KADOKAWA
出版年月 2019年8月
ISBNコード 978-4-04-604393-1
4-04-604393-8
税込価格 1,760円
頁数・縦 314,4P 19cm

商品内容

要旨

これは良書か、悪書か。時代の流れで変わる、価値観の正解。ロマン、希望、洗脳、欺瞞、愛憎、殺戮―1冊の書物をめぐる人間ドラマの数々!

目次

10万人を焼き尽くした、魔女狩りについての大ベストセラー―魔女に与える鉄槌(ハインリヒ・クラーメル著・ヤーコブ・シュプレンガー著)
稀代のペテン師が妄想で書き上げた「嘘の国の歩き方」―台湾誌(ジョルジュ・サルマナザール著)
万能薬のレシピか?へんな植物図鑑か?未だ判らない謎の書―ヴォイニッチ手稿
明治の偉人たちが吠える「最近の若者けしからん論」―野球と其害毒(新渡戸稲造ほか著)
妖精の国に突き付けられた、不穏な国家再建築―穏健なる提案(ジョナサン・スウィフト著)
偉人たちの知のリレーが、地球を動かした―天体の回転について(ニコラウス・コペルニクス著)
大人になりたくない男の、ネバーエンディング・ストーリー―非現実の王国で(ヘンリー・ダーガー著)
物理学界のカリスマがやらかした“神の手”―フラーレンによる52Kでの超伝導(ヤン・ヘンドリック・シェーン著)
奇妙な医療にまつわる、奇妙な論争―軟膏を拭うスポンジ(ウィリアム・フォスター著)
そのスポンジを絞り上げる(ロバート・フラッド著)
世界で最初の快楽主義者は、この世の真理を語る―物の本質について(ルクレティウス著)
読めば酒に溺れたくなる、水難の書物―サンゴルスキーの『ルバイヤード』(ウマル・ハイヤーム著 フランシス・サンゴルスキー装丁)
いまも地域に根差す、江戸時代の偽歴史書―椿井文書(椿井政隆著)
古代ギリシャ女流詩人が紡ぐ、赤裸々な愛の告白―ビリティスの歌(ビリティス著 ピエール・ルイス著)
一つの創作が科学へ導く、壮大なムーンショット―月世界旅行(ジュール・ヴェルヌ著)

おすすめコメント

本書で紹介する奇書とは、数“奇”な運命をたどった“書”物です。 「かつて当たり前に読まれていたが、いま読むとトンデモない本」「かつて悪書として虐げられたが、いま読めば偉大な名著」 1冊の本を「昔」と「今」の両面から見ると、時代の変遷に伴う価値観の「変化」と「差分」が浮かび上がります。過去の人々は、私たちと比べ、「どこまで偉大だったか」「どこまで愚かだったか」――。これらから得られる「教訓」は、私たちに未来への示唆を与えてくれるでしょう。

著者紹介

三崎 律日 (ミサキ リツカ)  
1990年、千葉県生まれ。会社員として働きながら歴史や古典の解説を中心に、ニコニコ動画、YouTubeで動画投稿を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)