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MMT現代貨幣理論入門

出版社名 東洋経済新報社
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-492-65488-0
4-492-65488-7
税込価格 3,740円
頁数・縦 536,15P 20cm

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要旨

“異端の経済理論”だった「MMT(現代貨幣理論)」が、最近になって脚光を浴びている。これまで主流とされてきた経済学上の常識を、その根本である「貨幣」の定義から覆し、政府の財政赤字を肯定的に捉えるといった革新的な理論は政治家や日銀総裁などを巻き込み、賛否両論の議論を巻き起こした。本書は、MMT第一人者と言われる著者が2012年に発表し「MMTのバイブル」と呼ばれた書の改訂版の邦訳である。MMTの基礎となる貨幣や通貨の定義から、政府の財政、金融政策、租税政策などにおける、従来とはまったく異なるMMTの考え方を詳しく紹介している。MMTは、20世紀初頭のゲオルグ・F・クナップ、ジョン・M・ケインズ、ヨーゼフ・A・シュンペーターらの理論を原型とし、1990年代に本書の著者やステファニー・ケルトン、ビル・ミッチェルといった経済学者、あるいは投資家のウォーレン・モズラーらによって成立した歴史を持つ。著者のL・ランダル・レイ氏は経済学者で、ニューヨークのバード大学教授兼レヴィ経済研究所上級研究員。貨幣理論と金融政策、マクロ経済学、金融不安定性、雇用政策を専門とする。
※要旨の情報〔社会情勢、著者経歴など〕は、作成日当時のものです。
以降内容が変わっている場合があります。[要旨作成日:2019年10月11日]

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商品内容

目次

マクロ会計の基礎―1つの部門の赤字は、別の部門の黒字に等しい
自国通貨の発行者による支出―租税が貨幣を動かす
国内の貨幣制度―銀行と中央銀行
自国通貨を発行する国における財政オペレーション―政府赤字が非政府部門の貯蓄を創造する
主権国家の租税政策―「悪」に課税せよ、「善」ではなく
現代貨幣理論と為替相場制度の選択―失敗するように設計されたシステム「ユーロ」
主権通貨の金融政策と財政政策―政府は何をすべきか?
「完全雇用と物価安定」のための政策―「就業保証プログラム」という土台
インフレと主権通貨―「紙幣印刷」がハイパーインフレを引き起こすわけではない
結論‐主権通貨のための現代貨幣理論―MMTの文化的遺伝子

おすすめコメント

全米大論争、国会で議論白熱の「MMTのバイブル」待望の邦訳!いち早く日本に紹介した中野剛志氏と、「反緊縮」の松尾匡氏のW解説。

著者紹介

レイ,L.ランダル (レイ,L.ランダル)   Wray,L.Randall
経済学者、ニューヨークのバード大学教授兼レヴィ経済研究所上級研究員。セントルイスのワシントン大学在籍中はハイマン・P・ミンスキーに師事。専門は、貨幣理論と金融政策、マクロ経済学、金融不安定性、雇用政策。ポスト・ケインジアンの代表的研究者・論客の一人。パシフィック大学で学士号、セントルイスのワシントン大学で修士号および博士号を取得。ローマ大学、パリ大学、ベルガモ大学、ボローニャ大学、メキシコ国立自治大学(UNAM、メキシコ市)の客員教授や、ミズーリ大学カンザスシティ校の教授等を歴任し、現在に至る
島倉 原 (シマクラ ハジメ)  
株式会社クレディセゾン主任研究員。1974年、愛知県生まれ。1997年、東京大学法学部卒業。株式会社アトリウム担当部長、セゾン投信株式会社取締役などを歴任。経済理論学会および景気循環学会会員。会社勤務の傍ら、積極財政の重要性を訴える経済評論活動を行っている
鈴木 正徳 (スズキ マサノリ)  
1964年生まれ。都立西高校、早稲田大学法学部卒業。1987年、第一勧業銀行入行。2002年よりローンスター・ファンド等、複数の投資ファンド系資産運用会社に勤務。現在はフリーランス(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)