• 本

教え学ぶ技術 問いをいかに編集するのか

ちくま新書 1436

出版社名 筑摩書房
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-480-07249-8
4-480-07249-7
税込価格 1,012円
頁数・縦 293P 18cm

商品内容

要旨

より生産的な議論をするために必要なもの、それは問いを明確に意識して、使いこなし、メタレベルで捉える力である。大学生が論文やレポートを書くときはもちろん、社会に出て様々な課題に直面した時、それを「問い」としてとらえ返すことで、解決策に導くことも可能となる。オックスフォード大学では、教授と学生が直接議論し、指導することでその技術を教えている。本書ではその議論を再現し、いかに教え、いかに学ぶかを実例を通して伝えていく。

目次

「問いを編集する」とはどういうことか
第1部 いかに論理を組み立てるか(抽象と具体によって課題を明確化する
分析枠組みはこう使う)
第2部 自分が解くべき問いを見つける(問題意識を俯瞰する
関心をコンテクストにのせる
キーワードを探すために
問いからリサーチ・クエスチョンへ)
学習レポート―チュートリアルを振り返って

著者紹介

苅谷 剛彦 (カリヤ タケヒコ)  
1955年生まれ。東京大学大学院教育学研究科修士課程修了。ノースウェスタン大学大学院博士課程修了、Ph.D.(社会学)取得。東京大学大学院教育学研究科教授を経て、オックスフォード大学教授。専攻は社会学、現代日本社会論
石澤 麻子 (イシザワ アサコ)  
1989年生まれ。国際基督教大学(文化人類学専攻)卒。オックスフォード大学大学院現代日本研究修士課程修了。帰国後、コンサルティング会社に入社。退職後、フリーで記事の翻訳、執筆を中心に活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)