• 本

出版社名 幻冬舎
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-344-03504-1
4-344-03504-6
税込価格 1,760円
頁数・縦 368P 20cm

商品内容

要旨

名前も記憶もお金も持たない某は、丹羽ハルカ(16歳)に擬態することに決めた。変遷し続ける“誰でもない者”はついに仲間に出会う―。愛と未来をめぐる、破格の最新長編。

おすすめコメント

変遷し続ける〈誰でもない者〉はついに仲間に出会う――。愛と未来をめぐる、破格の最新長編。  ある日突然この世に現れた某(ぼう)。人間そっくりの形をしており、男女どちらにでも擬態できる。お金もなく身分証明もないため、生きていくすべがなく途方にくれるが、病院に入院し治療の一環として人間になりすまし生活することを決める。絵を描くのが好きな高校一年生の女の子、性欲旺盛な男子高校生、生真面目な教職員と次々と姿を変えていき、「人間」として生きることに少し自信がついた某は、病院を脱走、自立して生きることにする。大切な人を喪い、愛を知り、そして出会った仲間たち――。ヘンテコな生き物「某」を通して見えてくるのは、滑稽な人間たちの哀しみと愛おしさ。人生に幸せを運ぶ破格の長編小説。

著者紹介

川上 弘美 (カワカミ ヒロミ)  
1958年、東京生まれ。96年「蛇を踏む」で芥川賞、2001年「センセイの鞄」で谷崎潤一郎賞、07年「真鶴」で芸術選奨文部科学大臣賞、15年「水声」で読売文学賞、16年「大きな鳥にさらわれないよう」で泉鏡花賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)