• 本

オーガ〈ニ〉ズム

出版社名 文藝春秋
出版年月 2019年9月
ISBNコード 978-4-16-391097-0
4-16-391097-2
税込価格 2,640円
頁数・縦 861P 20cm

商品内容

要旨

現実が終わり、伝説も終わる―。アメリカ大統領に迫る核テロの危機。新都・神町に向かったCIAケースオフィサーと作家・阿部和重は世界を破滅させる陰謀を阻止できるのか。

おすすめコメント

現実が終わり、伝説も終わる――作家・阿部和重の東京の自宅に、ある夜、招かざる客が瀕死の状態で転がり込んできた。その男・ラリーの正体は、CIAケースオフィサー。 目的は、地下爆発で国会議事堂が崩落したことにより首都機能が移転され、 新都となった神町に古くから住まう菖蒲家の内偵。 新都・神町にはまもなく、アメリカ大統領オバマが来訪することになっていた。 迫りくる核テロの危機。 新都・神町に向かったCIAケースオフィサーと、幼い息子を連れた作家は、世界を破滅させる陰謀を阻止できるのか。 『シンセミア』『ピストルズ』からつづく神町トリロジー完結篇。 作家、3歳児、CIAケースオフィサーによる破格のロードノベル!

著者紹介

阿部 和重 (アベ カズシゲ)  
1968年山形県生まれ。「アメリカの夜」で群像新人文学賞を受賞しデビュー。『無情の世界』で野間文芸新人賞、『シンセミア』で伊藤整文学賞・毎日出版文化賞、『グランド・フィナーレ』で芥川賞、『ピストルズ』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)