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教養としてのヤクザ

小学館新書 356

出版社名 小学館
出版年月 2019年10月
ISBNコード 978-4-09-825356-2
4-09-825356-9
税込価格 880円
頁数・縦 222P 18cm

商品内容

要旨

芸人の闇営業問題で分かったことは、今の日本人はあまりにも「反社会的勢力」に対する理解が浅いということだ。反社とは何か、暴力団とは何か、ヤクザとは何か。彼らと社会とのさまざまな接点を通じて「教養としてのヤクザ」を学んでいく。そのなかで知られざる実態が次々と明らかに。「ヤクザと芸能人の写真は、敵対するヤクザが流す」「タピオカドリンクはヤクザの新たな資金源」「歴代の山口組組長は憲法を熟読している」―暴力団取材に精通した二大ヤクザライターによる集中講義である。

目次

第1章 “ヤクザと食品”新たな資金源はタピオカドリンクだった
第2章 “ヤクザと副業”現代の賭場はLINEのゲームである
第3章 “ヤクザと五輪”東京五輪バブルを最も待ちわびる面々
第4章 “ヤクザと選挙”政治家が頼る禁断の集票マシーン
第5章 “ヤクザと教育”大学教授にはなぜかヤクザマニアが多い
第6章 “ヤクザと法律”山口組組長は憲法を熟読している
第7章 “ヤクザとメディア”闇営業で反社側が追及されない理由
第8章 “ヤクザと平成”震災、オウム、北朝鮮とヤクザの関係
終章 “ヤクザと令和”山口組分裂によって暴力団は絶滅するのか

出版社・メーカーコメント

あの芸人にも読ませたい。吉本闇営業問題で分かったことは、今の日本人はあまりにも「反社会的勢力」に対する理解が浅いということだ。反社とは何か、暴力団とは何か、ヤクザとは何か。彼らと社会とのさまざまな接点を通じて、「教養としてのヤクザ」を学んでいく。テーマは、「ヤクザとメディア」「ヤクザと食品」「ヤクザと五輪」「ヤクザと選挙」「ヤクザと教育」「ヤクザと法律」など。その中で、「ヤクザと芸能人の写真は、敵対するヤクザが流す」「タピオカドリンクはヤクザの新たな資金源」「歴代の山口組組長は憲法を熟読している」など、知られざる実態が次々明らかになっていく。暴力団取材に精通した二大ヤクザライターによる集中講義である。

著者紹介

溝口 敦 (ミゾグチ アツシ)  
1942年、東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業。ノンフィクション作家。『食肉の帝王』で2004年に講談社ノンフィクション賞を受賞
鈴木 智彦 (スズキ トモヒコ)  
1966年、北海道生まれ。日本大学芸術学部写真学科除籍。ヤクザ専門誌『実話時代』編集部に入社。『実話時代BULL』編集長を務めた後、フリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)