他者と働く 「わかりあえなさ」から始める組織論
出版社名 | ニューズピックス |
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出版年月 | 2019年10月 |
ISBNコード |
978-4-910063-01-0
(4-910063-01-3) |
税込価格 | 1,980円 |
頁数・縦 | 197P 20cm |
書籍ダイジェスト配信サービス SERENDIP 厳選書籍 要旨 多くの組織の現場で、私的な感情などが絡む、必ずしも合理的ではない個人間やグループ同士の対立や足の引っ張り合いなどが起こり、業務の進行を妨げることがしばしばある。そうした「わかりあえなさ」に由来する関係性のトラブルは、定番の経営理論やノウハウでは解決が難しい。どうすればいいのだろうか。本書では、「適応課題」と呼ばれる複雑で厄介な組織の問題を、医療や臨床心理の領域で研究・実践されてきた「ナラティブ・アプローチ」を応用した「対話」によって解決する方法を論じている。それは、「わかりあえない」ように思える対立相手との「溝」に気づき、相手のナラティブ(物事の解釈の枠組み)を観察し、それを理解することで溝に「橋」をかける「準備―観察―解釈―介入」という4ステップのプロセスである。著者は経営学者で、埼玉大学経済経営系大学院准教授。経営戦略論、組織論を専門とし、大手企業やスタートアップ企業で、イノベーション推進や組織変革のためのアドバイザーや顧問を務める。 |
商品内容
文学賞情報 |
2020年
第9回
日本の人事部「HRアワード」受賞 |
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要旨 |
すべての厄介な問題は、関係性のなかで起きている。現場で起きる「わかりあえなさ」から始まる諸問題は、ノウハウで一方的に解決できるものではありません。その「適応課題」と呼ばれる複雑で厄介な組織の問題をいかに解くか。それが本書でお伝えする「対話」です。忖度する・論破するでもなく、相手の「ナラティヴ」に入り込み、新しい関係性を構築すること。それこそが、立場や権限を問わず、新たな次元のリソースを掘り出して、組織を動かす現実的で効果的な方法なのです。組織論とナラティヴ・アプローチの超実践的融合。いま最も注目の経営学者、待望のデビュー作! |
目次 |
第1章 組織の厄介な問題は「合理的」に起きている |